森のクマに都会のドングリを
猛暑と度重なる台風の影響で、困っているのは人間だけじゃありません。
今年は、住宅街に下りてきたクマの被害が多く伝えられました。暑さと大雨で山に餌となるドングリが不足しているのだそうです。
そんなクマたちのために日本熊森協会が『おなかをすかせたクマに都会のドングリを届けよう』という運動を行っているという記事が10月18日の読売新聞の朝刊に掲載されました。
おなかをすかせたクマに、都会のドングリを届けよう——。エサ不足でクマが人家近くに出没するケースが目立っているため、自然保護団体「日本熊森協会」(兵庫県西宮市)は、エサとなるドングリの寄付を呼びかけている。(中略)このドングリ作戦は、公園などで拾ったドングリを全国から送ってもらい、クマが本来生息する北陸などの奥山まで届けようというもの。 (全部読む)YOMIURI ON-LINE 04/10/17 |
当ブログ、【ボリスの森】なんて、こぐまが主人公の絵本のコンテンツも置いてますので、このクマの問題について興味があったので、近々このことを紹介しようと思っていたのですが、なんと今度はこんな記事が!
エサ不足のクマに、都会のドングリを贈ろうという呼びかけに、反響が広がっている。18日の読売新聞朝刊で紹介した自然保護団体「日本熊森協会」(兵庫県西宮市)の指定送り先には、封筒や小包、段ボールで200件を超すドングリが届いている。 全国からの問い合わせが殺到し、協会の電話もパンク状態で、ドングリ集めは一度中断する。 (全部読む)YOMIURI ON-LINE 04/10/20 |
クマが毎日処分されてるという報道が流れて、可哀想に思う都会の人が多かったらしく、「焼け石に水」と思われたこの作戦なんですが、集まり過ぎちゃったみたいです(^_^;
で、今度は山に運ぶ人が足りないそうですので、興味のある方は問い合わせてみてください・・・。
この問題、専門家からは「生態系を壊す」ということで賛否両論なんだとか。
でも、ドングリはいちいち茹でてあげないといけないのかなー?
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント