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2004年12月16日 (木)

イギリスでは国家の極秘情報を扱うスパイを新聞で募集している

昨日のトリビアの泉より。

イギリスには国家の極秘情報を扱う機関「MI5」や「MI6」が存在し、国内外で行動するスパイの摘発やテロ組織の情報収集を行っているが、首相直轄のスパイ機関「MI5」が1997年に初めて人材募集の新聞広告を出して以来、今では新聞のみならず、インターネットなどで幅広く募集している。

元々はオックスフォード大学やケンブリッジ大学から内密に優秀な学生をスカウトしていたが、スパイ活動そのものの人気がなくなり、いい人材を集めるのが困難になってしまったため、新聞などでの募集に踏みきった。

・・・このトリビアを見て「『ペパミント・スパイ』の世界だ!」と叫んでしまいましたw

『ペパミント・スパイ』は『動物のお医者さん』で有名な佐々木倫子先生の初期の名作、スパイに憧れる主人公(コードネーム:ドナルド)のスパイ養成学校での日々を描いたコメディマンガです。

舞台は「ある外国」。
『スパイになりたい、とあなたが思ったとしよう。どこへ願書を送ればいいか。職業別電話帳に出ているのだろうか・・・否。当然、ふつうそういうことは秘密である。しかし情報部員が不足しているのもまた事実であった(冒頭シーンより)。』
そこでその国では思いきった作戦に出ます。『秘密部隊隊員募集』のポスターを貼り、国立大学の優秀な学生をスカウトしてまわります。

・・・と、まさに今回のトリビアそのものの設定なのです。

トリビアでは『情報機関に入ると75日間の「監視研修コース」(一週間ある数名の人物を見張り、目撃したことを報告する)を履修する』とありましたが、『ペパミント・スパイ』でもスパイ養成学校で、尾行の実地試験があったりと類似点がちらほらと出てきます。

ただし、そのスパイ養成学校は2年間の全寮制で、学食があったり、学校内に野球チームがあったりと、のんびりほのぼのムードなのです。

またお話の舞台の「ある外国」も『王室恋愛編』『王室結婚式編』の中で描かれている皇太子の婚約&結婚のエピソードが、かなりイギリスに近い雰囲気です。

佐々木先生がこのトリビアを知っていてこの話を描いたのかなと思いましたが、花とゆめ増刊号での連載開始は昭和57年(1982年)と、MI5が新聞での人材募集を始める15年も前なのです。

スパイを広告で募集するなんて、実際にはあり得ないと思ってコメディマンガを描いたのに、それが実話になってしまった今回のトリビア、82へぇを獲得し、【本日の銀の脳】となりましたですよー。


『ペパミント・スパイ』は白泉社花とゆめコミックスから全2巻で発売されていますが、単行本未収録の作品があり、復刊ドットコム【ペパミントスパイ、忘却シリーズ未収録作品 】の出版希望の投票を行っています。興味のある方は是非投票をお願いします!(個人的には【社交ダンスシリーズ】の方を早く出版して欲しいのですが・・・。)

ペパミント・スパイ(1)
花とゆめコミックス

著者: 佐々木倫子
出版社:白泉社
ISBN:4592117484
発行年月: 1985年 09月
本体価格:390円 (税込:410円)

ペパミント・スパイ(2)
花とゆめコミックス

著者: 佐々木倫子
出版社:白泉社
ISBN:4592118448
発行年月: 1987年 10月
本体価格:390円 (税込:410円)


【関連リンク】
復刊ドットコム 『佐々木倫子』 復刊特集ページ

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