おこぎ
南信州の春の味覚、「うこぎ」のお浸しです。
お彼岸前に、実家の母が田舎にお墓参りに行って買ってきたものをお裾分けしてもらいました。
「うこぎ」とはバラのように鋭いトゲを持つ落葉低木で、生け垣などに使う樹木。
この若芽を摘み取ってゆがいてお浸しにします。若芽がでる春の一時しか食べられません。
ちょっとほろ苦い味わいです。
子供の頃、このお浸しが大好きでした。
その頃住んでいた家の裏庭に「うこぎ」の木が生えていまして、母がトゲで手を傷だらけにしながら摘み取ってお浸しを作ってくれたものです。
今日はオットの実家のご近所から頂いた、美味しい手作りの山菜おこわと一緒に頂きました♪
この「うこぎ」、あさぎの田舎の南信地方では「おこぎ」と呼んでいて、普通にスーパーとかで買うことが出来るのものなのですが、東京では全く見かけません(つД`)
ネットで調べてみたらどうやらこれを食用にするのは南信州の一部と米沢市だけのようなのです。
今度はいつ食べられるかなー。
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