【ミュシャ展】に行ってきました!
インフルエンザも治ったので平日のお休みを利用して、東京都美術館で開催中のミュシャ展に行ってきました!
平日だったのですが、会場内は予想通りかなり混雑していました。なかなか進まない行列にイライラしつつも、四季や花・宝石などをテーマにしたお馴染みのリトグラフの連作の現物を鑑賞。
現物を見て分かったのは、女性の服のしわなどハッキリとした輪郭線のない部分にも複数の色を使って微妙な色の濃淡を表現していたことです。縮小された画集ではそこまで再現されていないので、現物を見られて良かったです。
ただ、作品の保護のため会場内の照明が落とされていて、画集などで見慣れた色彩に比べてかなり暗めに見えてしまったところがちょっと不満でした。
今回の展示では、ポスターや装飾パネル用のリトグラフなどのお馴染みの作品の他に、1900年以降に描かれた油絵の作品を初めて見ることが出来ました。
色鮮やかで華やかな装飾のリトグラフの作品も好きですが、淡い色彩で写実的に描かれた油絵の作品もすばらしい物がたくさんありました。
今回一番気に入った絵は1905年に描かれた『百合の聖母』という大判の作品です。ミュシャの作品にしては宗教色が強いこの作品はエルサレムの教会の装飾のために依頼されて描いた物なのだそうです。
作品数が200点以上とかなり多かったので、ひとつひとつじっくり鑑賞しているとかなりの時間がかかってしまいました。特に音声ガイドを聞いている方は作品にびったり張り付いて鑑賞している方が多かったため、こちらも仕方なく近寄って見るハメに。リトグラフの作品はかなり小さい作品が多かったので近寄って見るのは仕方ないとしても、大判のポスターや油絵の作品は出来たら少し離れて鑑賞したかったなぁ・・・(;´Д`)
昼過ぎに家を出て会場に着いたのが2時半くらいだったのですが、そんな感じで見て回っているうちにアッという間に4時半過ぎに。後半のミュシャの撮った写真などはじっくり見ることが出来ませんでしたよ。
閉館時間ぎりぎりにミュージアムショップで今回の展示のカタログと絵はがきなど(『百合の聖母』のクリアファイルも購入しました!)を購入して会場を後にしました。
売店もものすごい混雑していて、絵はがきがじっくり選べなくて残念でした・・・(つД`)
これから行かれる方は、事前にコンビニとかでチケットを購入して、少し時間に余裕を持って行かれることをオススメします。
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